アシタバの育て方

アシタバ

基本情報

分類 セリ科
種まき 3月中旬~6月上旬
植え付け
4月上旬~6月下旬
収穫 5月上旬~10月下旬(1年目は6月上旬~)
連作障害 1~2年あける
発芽適温 10~20℃
生育適温 15~20℃

種まき

  • 種を一晩水に浸して吸水させる。
  • ポットに4~5粒の種をまき、種が少し隠れる程度にごく薄く覆土する。
    (発芽までは約2~3週間かかります)
  • 本葉1~2枚になったら1本に間引き、本葉4~5枚になるまでポットで育苗する。

苗を買った方が楽

アシタバの種は発芽率が悪いので、種から育てるのは少し難易度が高いです。
3~5株もあればそれなりの量が収穫できるので、家庭菜園では苗から育てた方が簡単です。

植え付け

  • 本葉が4~5枚になったら、株間60cm以上、畝幅90cm以上で植え付ける。
  • 酸性の土を嫌うので、必要であれば植え付け前に石灰などで中和しておく。
  • 一度植えると4~5年は収穫できるので、他の作物の邪魔にならない場所に植える。

追肥

  • 植え付けの1か月後から追肥を行う。
  • 収穫期の5月~10月の間、1か月に1回のペースで追肥を行う。
  • 冬に地上部が枯れたら(12月~1月頃)株元に堆肥を施す。

収穫

  • 植え付けから約2か月で収穫できる(本格的な収穫は2年目以降)。
  • ツヤのある若い葉を、茎ごと切り取って収穫する。
  • 常に成長した葉茎を2~3枚は残すようにして、株を弱らせないようにすること。

真夏の管理

真夏の暑い時期(7月~8月頃)は、アシタバの生育が悪くなります。
寒冷紗などで日よけをして涼しく管理すれば、夏でも収穫を続けることができます。

収穫を続けるコツ

植え付けから2~3年目で花が咲くようになります。
花が咲いた株は枯れてしまうので、種を採る場合を除いて花芽が出たら開花前に茎ごと切り取ってしまいましょう。
花を咲かせないように管理すれば4~5年は収穫が続けられます。

冬越し

  • 冬になり気温が下がってくると、地上部が枯れ始める。
  • 枯れた地上部を刈り取り、腐葉土や堆肥、もみ殻などで株元の防寒を行う。
    (霜の降りない暖地なら防寒は不要)
  • 根が生きていれば翌春に新芽が出るが、寒さの厳しい寒冷地だと冬越しできないこともある。

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86年生まれの酒が飲めない九州男児。 家庭菜園が好きすぎて自分の畑を手に入れるためだけに農家になった。 5年前に新規就農し、現在は野菜のネット販売でお金を稼ぎながら家庭菜園を楽しむ「JAに野菜を売らない農家」。 現在家庭菜園16年目。