梅雨らしい天気といえばそうなんですが、1日おきに雨が降るので地面が乾きません。
不耕起栽培の畑は、雑草のおかげで地面がグチャグチャになるようなことがないので、作業はやりやすいです。
慣行栽培の畑だと、こんな日に畑に入ったら泥だらけになってしまいますからね。
今日は花豆の種まきと、アシタバの植え付けをします。
まずはアシタバから
アシタバは明日葉と書き、今日葉を摘んでも、明日には新しい芽が出てくるくらい丈夫で生長が速いところから名前が来ています。
それだけ丈夫な作物なので、不耕起栽培の畑にもうまく適応してくれるのではないでしょうか?
アシタバは天ぷらにすると美味しいので、ぜひとも上手く育ってほしいものです。
アシタバは上手く根付けば毎年収穫できるようになる多年草なので、あまり邪魔にならない場所に植えます。
とりあえずこんにゃく芋の隣が空いているので、ここに植えておきましょう。
まずはいつものように、植える場所の草をどけて
移植ゴテで植え穴を作ります。
植え穴にアシタバの苗を植えて、周囲の土を少し寄せてやります。
不耕起栽培の苗の植え付けは、「植える」というより「はめ込む」という感じがしますね。
最後に敷きわら代わりに周りの雑草を株元に敷いてやります。簡単ですね。
心配なのはアシタバは寒さにそこまで強くないということ。
冬に地上部が枯れても、根が生きていれば春に芽が出てくるみたいですが、冬越しができるかがネックですね。
さて、次は花豆です。
あまり見慣れないキレイな色のマメですが、北海道では一般的なようです。
これは昨年、知り合いの農家の方から食用として頂いたものです。
実は昨年にも他の畑で栽培に挑戦してみたのですが、花が咲いただけで実が成らずに終わってしまいました。
どうやら主な産地が北海道や長野、東北地方ということから、冷涼な気候でないと結実しないということでしょうか?
ここの畑は周囲より高い位置にあり、標高が400メートル程度です。
北海道や東北地方とは比較にもなりませんがそれなりに冷涼な地域なので再挑戦してみようと思います。
ここで無理なら花豆はあきらめるしかありませんね。
ここが先週作った花豆用の畝です。
花豆は生長すると3メートル以上になるので、他の作物の日陰にならないように一番北側に作っています。
ちなみに花豆の株間は1メートルとる予定なので、この畝では3か所しか種をまけません。
畝を立てたばかりなので草は生えていません。
種をまく場所の畝に敷いておいた、笹の葉をどけます。
種をまく前にちょっとした豆知識なのですが、豆類の種をまく場合はこのような「へそ」と言われる場所を下向きにしてまきます。
そら豆や大豆の場合も同じですが、豆はこの「へそ」から根が出るので下向きにするとスムーズに根が伸びて発芽率が高まりますよ。
「へそ」を下にして、地面に差し込むように種をまきます。
今回は奮発して4粒まきです。
最終的に1本立ちにするので、多分3粒まきで十分だと思いますが、2年目の種なので少し多めにまいておきました。
種をまいたら覆土して、最初にどかした笹の葉を戻しておきます。
こうすると水分保持と、鳥の目隠しの役割を果たしてくれます。
昨日も雨が降って地面が湿っているので、今回は水遣りはしません。
調子がよければ1週間以内に発芽してくれそうですが、どうなるでしょうか?
さて、今日の畑仕事はここまで。
お付き合い、ありがとうございました。
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