基本情報
分類 | マメ科 |
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種まき | 5月上旬~5月下旬 |
植え付け |
5月上旬~6月下旬 |
収穫 | 7月下旬~12月上旬(さや) 成熟した豆の収穫は10月以降 |
連作障害 | 4~5年あける |
発芽適温 | 20~25℃ |
生育適温 | 25℃前後 |
種まき
- 種まき前日、一晩種を水に浸けて吸水させておく。
- ポリポットに1粒ずつ種をまく。
「へそ」の部分を下向きにして1cmほどの厚さに覆土する。 - 発芽率は高いので畑に直まきしても良い。
直まきの場合は1か所に2粒ずつ、ポットまきと同様「へそ」を下向きにして種をまく。 - 発芽適温が20℃以上と高いので、充分に気温が上がってから種をまくこと。
寒冷地では苗を購入しよう
ナタマメは若いさやと熟したマメが食用になります。
若いさやは苗を植え付けてから2か月程度で収穫できますが、熟したマメを収穫するには植え付けから約半年かかります。
ナタマメの耐寒温度は10度程度のため、寒冷地では植え付けが遅れるとマメが成熟する前に枯れてしまうことがあります。
さやを利用するだけであれば問題ありませんが、マメを収穫したい場合は苗を入手して早めの植え付けを心掛けましょう。
植え付け
- 本葉が4~5枚になったら、株間40~50cmで植え付ける。
- 直まきの場合は本葉2~3枚のときに間引いて1本にする。
- 肥料が多すぎるとつるぼけして実のつきが悪くなるので元肥は控えめにすること。
支柱立て
- 植え付け後、つるが巻き付くための支柱を立てる。
- つるが非常に旺盛に伸びるため、支柱の高さは2メートル以上、筋交いを入れた強固な支柱を立てること。
追肥
- 7~8月頃、花が咲き始めたら株元から少し離れた場所に追肥を行う。
- 元肥を施していない場合は、植え付け後につるが伸び始めたタイミングで少量の追肥を行う。
整枝・摘心
- 成熟したマメを収穫するなら、親づると子づる2~3本を伸ばして他の子づるは摘み取る。
若いさやを利用するなら放任でも問題ない。 - つるが支柱の高さを越えて管理ができなくなったら先端を摘心する。
整枝をして大きなマメを収穫する
ナタマメのつるは放任すると5メートル以上の高さに成長するほど生育が旺盛です。
つるが伸びすぎると日当たりや風通しが悪くなって実のつきが悪くなるだけでなく、風で支柱が倒れてしまう原因にもなります。
大きなマメを収穫するためには、必要以上に伸びたつるは切り取るなど小まめな整枝が大切です。
収穫
- さやを利用する場合は、長さが10~15cmの若いさやを収穫する。
- 熟したマメを利用する場合は、さやが茶色く乾燥してカラカラになってから収穫する。
(さやの長さが最大になってから完全に熟すまで約2か月かかる)
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