トウモロコシの促成栽培その② ~発芽と間引き~

前回トウモロコシの種をまいてから2週間ちょっとが経ちました。

マルチ&トンネルでトウモロコシの促成栽培!

まだまだ寒い日が続きますが、芽も出揃ってきたので今日は間引きと追肥をしていきます。

ビニールトンネルを剥がしてみるとこんな感じ。トウモロコシの芽発芽率は80パーセント以上で悪くないですが、やはり気温が低いせいか発芽の揃いは悪いです。
間引きで良い苗を残すためにも、やはり種は4粒まきで正解でしたね。

ちなみにここ2週間の気温は、最高気温が平均で17℃くらい。
最低気温が6℃くらいでした。
まあ、20℃を超える日もあれば、3℃を下回る日もあったので、なかなか数字通りにはいきませんけどね。

 

発芽してから一度霜が降りた日もありましたが、葉の一部が枯れた苗があるくらいで特に大きな被害はありませんでした。

霜害を受けた苗

草丈も10~15cmくらいになったので、間引きをしていきましょう。

間引き

元気の良い苗を選んで1~2本に間引きます。
もう霜が降りなさそうなら1本にしてしまっても良いですが、不安なら2本にしておきましょう。

間引く苗を引き抜くと、残す苗が一緒に抜けてしまうことがあるので、根元からハサミで切り取って下さいね。

 

ちなみにこれが根の確認用に引き抜いた「間引き苗」です。

間引き苗

見てのとおり、草丈は10cmくらいですが、根っこは30cm以上伸びています。

寒い時期に種をまくと、見た目があまり成長しないので意味がないと思われがちですが、こんな感じで見えない部分はしっかりと成長しています。

これが暖かくなってからの成長の差につながるんですよ。

 

間引き作業が済んだら、追肥をしましょう。
根元から少し離れた場所に、化成肥料をひとつまみずつまいていきます。

追肥

追肥ができたらビニールトンネルを元に戻して作業完了です!

 

次回の作業は、日中の気温が20℃を超えるようになってきたらトンネルの換気。
苗を2本残している場合は、草丈が30cmになるくらいまでに2回目の間引きをします。

 

さて、今日の畑仕事はここまで。
お疲れさまでした。

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86年生まれの酒が飲めない九州男児。 家庭菜園が好きすぎて自分の畑を手に入れるためだけに農家になった。 5年前に新規就農し、現在は野菜のネット販売でお金を稼ぎながら家庭菜園を楽しむ「JAに野菜を売らない農家」。 現在家庭菜園16年目。