梅雨の晴れ間でここ数日晴れが続いてくれているので、時期を逃していたらっきょうの収穫をしてしまおうと思います。

ここがらっきょうの畝なんですが、草むらにしか見えませんね。

近くに寄って見ると、枯れたらっきょうの葉っぱが見えると思います。

収穫といっても、じゃがいもや里芋みたいに深く埋まっているわけではないので、そんなに難しくありません。
少し離れた場所からスコップで掘り起こして・・・

葉っぱをつかんで引き抜くだけです。
なかなか良い感じに育ってますね。

ちなみに、左側が植え付けのときに種らっきょうを3~4球まとめて植えたもので、右側が1球しか植えていないものです。
らっきょうの大きさは品種で決まるのではなく、種らっきょうの植え付け方で決まります。
1か所に複数の種らっきょうを植え付けると、小さいらっきょうが数多く収穫できますし、1球しか植えなければ数は少ないけれど大きならっきょうを収穫することができます。
私の場合は、ほとんどのらっきょうを甘酢漬けにしてしまうので、小さいらっきょうの方が好みです。

ちなみに今回収穫したのは半分だけです。残り半分は来年の同じ時期に収穫します。
らっきょうは実は2年目の方が美味しいんですよ。
福井県の花らっきょうと言えば有名なので知っている方も多いと思いますが、あれも通常より1年長く栽培したものです。
らっきょうは春と秋の2回分球して球の数を増やします。
2年育てたものは計4回分球することになるので、それだけ多くのらっきょうを収穫することができます。
たくさん分球すると、一つ一つの大きさは小さくなってしまいますが、その代わり中身が詰まった歯ごたえの良いらっきょうを収穫することができるんです。

とりあえず今はらっきょうの休眠期なので、除草だけしてこのまま寝かしておきます。
去年みたいに雨が降り過ぎると、腐ってしまうことがあるので掘り上げて乾燥させますが、基本的には植えっぱなしで大丈夫ですよ。

これが本日収穫したらっきょうです。
半分とはいえ、結構な量が収穫できましたね。

とりあえず持って帰ってもゴミになるだけなので、葉っぱと根は切り落としておきます。

そういえば、来年用の種らっきょうを取っておく場合なんですが、こんな感じで塊になっているらっきょうは1個ずつに分解しない方が良いですよ。
大きいらっきょうが好みなら関係ないですけどね。

小玉らっきょうは、このように種らっきょうが2~3個がつながった状態で植え付けます。
バラバラになったものを寄せ集めて植えてもいいですが、あえて分解してしまうのはもったいないですよ。

根切り作業終了です。
これだけあれば、半年くらいはらっきょう漬けを楽しめそうですね。
今日は帰ったら、らっきょうの皮むき作業が待っています。
これが一番面倒くさい作業なんですけどね。
まあ、テレビでも見ながらのんびり皮むきをしようと思います。
さて、今日の畑仕事はこれでおしまいです。
お付き合い、ありがとうございました。
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