梅雨入りしたわりにはあまり雨が降りませんね。
畑仕事ができるのは嬉しいけれど、雨が好きな里芋は少し不満そうです。
毎年「土垂」という品種を栽培していたんですが、今年は先輩農家さんから「赤ダツ」という品種の里芋を頂いたので、試しに栽培してみることにしました。
どうも話を聞いてみると芋ではなく茎を食べる芋茎(ズイキ)の一種だそうですが、芋の方も美味しいとのこと。
頂いた種イモの数が少なかったので、ダメそうな種イモもとりあえず埋めておいたんですが、遅れながらもちゃんと芽が出てきました。
育ちが遅いわりに3本も芽が出てきたので「芽かき」をします。
茎を食べるズイキは基本的に芽かきをしなくても問題ないんですが、赤ダツは親芋と子芋も食べられるようなので芽かきは必須です。
ただでさえ芋の数が少ない品種みたいなのに、芽かきをしないと芋が小さくなって食べられませんからね。
こんな感じで根本を押さえて引き抜きます。
ちゃんと根本を押さえておかないと、残すつもりの芽も抜けてしまいます。
スッキリしましたね。
里芋はあまり手間のかからない作物なので、ついつい目を離しがちですが、もうしばらくは新しい芽が出てこないかパトロールが必要です。
さて、今日のメインの仕事はゴボウの間引きと草抜きです。
間引きをするにはちょっと遅かったですね。
ゴボウは多少株間が狭くてもちゃんと育ちますが、これはさすがに混み合いすぎなので収穫がてら間引きをします。
間引きと草抜き後の様子です。(写真を撮る方向が逆になってしまいました)
株間は適当ですが、だいたい15cmくらいです。葉物野菜だと狭すぎに見える株間ですが、ゴボウはこれくらいでも大丈夫ですよ。
間引いたゴボウは長いもので25cmくらい。
まだ小ぶりですが、これくらい若い方がアクが少なくてサラダにするには美味しいです。
たくさん採れたので今夜はゴボウサラダにでもしようかな。
これが株元の様子。
間引いてすっきりしましたね。
順調に生長しているようなので、あと1か月くらいで本格的に収穫できそうです。
さて、今日のお仕事はここまで。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
コメントを残す