先週梅雨明けしてからというもの、毎日35度以上の猛暑日が続いています。
熱中症には注意ですが、私の畑は夕方になると蚊が増えるので、私はいつも昼間の暑い時間帯に畑に来ます。
落花生の花が咲き始めているので、そろそろ落花生のマルチを剥がさないといけませんね。
たいていの野菜は最初にマルチを張ったら、収穫までマルチを外すことはありませんが、落花生の場合は遅くとも花が咲き終わるまでにはマルチを外しておかないといけません。
なぜかというと、「マルチを張ったままだと豆ができない」からです。
落花生は花が咲き終わると、そこから「子房柄」というツルのようなものを地面に伸ばします。
その「子房柄」が地面に突き刺さって地中に潜り込むことで、その先に豆ができる仕組みなんです。
なかなか面白い豆のでき方なので、上手く写真が撮れたら紹介したいですね。
つまりマルチを張ったままだと、子房柄が地面に潜れないので豆ができないという事態になってしまいます。
なので、落花生の花が咲き始めたころに、マルチを剥がしてしまいます。
適当に外すと傷つけてしまうので、植え穴を広げるように破いて慎重に外しましょう。
マルチを外すのが面倒なら、最初から張らなくてもいいんですが、落花生は高温を好むのでマルチを張った方が初期成育はいいです。
剥がすのを忘れてしまいそうなら、最初から張らない方がいいですけどね。
ついでにヤーコンの追肥と土寄せをしていきます。
夏場は生育が旺盛なので、6月から9月頃までは毎月追肥が必要です。
畝を簡単に除草したら、畝の肩の部分に追肥をしてやりましょう。
追肥をしたら、ついでに株元に軽く土寄せをします。
毎月土寄せをするので、そこまでしっかりと土を寄せる必要はありません。
株元に出ている浅い根や、茎の赤みの濃い部分が見えなくなる程度で十分です。
この時期は雑草がよく育つので、まだマメな除草が欠かせませんが、ヤーコンはもう少し大きくなれば雑草に負けることもなくなります。
以降のヤーコンの世話は、月1回の追肥と土寄せだけです。
この時期に追肥をしておかないと、大きな芋ができませんが、収穫時期まで肥料が残っていると芋の味が悪くなるので、9月頃には肥料を止めるようにしましょう。
11月頃には美味しいヤーコンが収穫できるようになりますよ。
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