花豆の棚作り、大豆の間引き|週末農家の不耕起栽培

花豆の棚

ここ1週間くらい、例年にない大雨が続いていたので、畑を見に来るのが久しぶりになってしまいました。
この地域も一部では床下浸水の被害がでるほどの大雨でしたが、この畑は傾斜地にあって水が溜まらないので、幸い雨でダメになった作物はないようです。

不耕起畑ただ、雨が続いて畝の雑草が伸びてきているので、また少し草を刈ってやらないといけませんね。

 

2週間ほど前に種をまいた花豆が発芽していました!

花豆の畝念のため種を多めにまいておきましたが、発芽率は悪くないようです。

花豆の発芽ただ、すべて同じ日に種をまいたのですが、生長にだいぶ個体差があるようですね。

花豆のつる

一番長いものは、なんとツルの長さが40cm以上にもなっていてびっくりです。
こんなに早く生長するとは予想外でした。

花豆はツルが支柱に巻き付きながら伸びていくので、早めに絡みつくための支柱を立ててあげないといけません。
なので今日は予定を早めて支柱立てです。冬に切っておいた竹を使って丈夫な支柱を立ててやりましょう。

花豆の棚こんな感じで丈夫で背の高い支柱を組みます。

前回花豆を育てたときは、2メートルの支柱を使ったので、ツルが同士が絡まってグチャグチャになってしまいました。
今回は前回の反省を生かして、4メートル超えの支柱を立ててみました。
これで多少はマシになると思いますが、おそらく順調に育ったら、この長さでも全然足りないと思います。

 

お次は大豆の間引きです。

雑草にも負けず、元気に大豆が育っています。

大豆の畝前回見たときはまだ発芽したばかりでしたが、もう本葉が出るくらいに大きくなっています。

大豆の発芽

大豆は1か所から3本以上の芽が出たら、間引いて2本立ちにしてやります。

大豆は1本で育てたときよりも、2本で育てた方がお互いに競い合って大きく強く育ってくれます。
ただ、3本以上にしてしまうと逆に養分を奪い合ってしまうので、2本くらいがちょうど良いみたいです。

草刈り

間引いたら、大豆より背の高い雑草を刈って、畝に敷いてやります。
これで乾燥対策もバッチリ。敷きわらいらずです。

 

そういえば、里芋の畝の草を刈っていたら「セスジスズメ」の幼虫を見つけました。

セスジスズメコイツは里芋の害虫で、放っておくとものすごい勢いで里芋の葉を食い尽くしてしまいます。
さすがに無視するわけにはいかないので、かわいそうですが捕殺します。

しかし、キュウリやカボチャの害虫の「ウリハムシ」や、ジャガイモの「テントウムシダマシ」もそうなんですが、この虫たちは普段どこに住んでいるんでしょうね?
この畑は山奥で、周囲に他の畑なんて無い場所なんですが、畑で野菜を育て始めるとどこからともなく害虫もやって来ます。
いったいどこから見ているのか・・・不思議なものです。

キュウリといえば、加賀太きゅうりもだいぶツルを伸ばしてきましたね。

加賀太きゅうりそろそろ実をつけてくれるでしょうか?

さて、今日の畑仕事はここまで。
お付き合い、ありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

86年生まれの酒が飲めない九州男児。 家庭菜園が好きすぎて自分の畑を手に入れるためだけに農家になった。 5年前に新規就農し、現在は野菜のネット販売でお金を稼ぎながら家庭菜園を楽しむ「JAに野菜を売らない農家」。 現在家庭菜園16年目。