毎日暑いですが、こんな天気でも雑草は元気に育ちますね。
この時期の家庭菜園は、まさに雑草との戦いです。
とはいえ、一度に全部やろうとすると体力がもたないので、少しずつ進めていきます。
気温が上がってハヤトウリのつるが本格的に伸び始めたので、そろそろ棚に誘引していきましょう。
ハヤトウリは棚を作らずに地面に這わせても栽培できますが、棚を作った方が地面に実が触れないのでキレイな実が収穫できます。
それに棚栽培だと、実が上からぶら下がる形になるので、収穫も楽になりますよ。
棚に使用する支柱ですが、普通の園芸用の支柱で作ると、重さで支柱が折れてしまうことが多いです。
私はホームセンターで売っているビニールハウス用の金属パイプを使って、丈夫な棚を作っています。
ハヤトウリは「孫づる」に多く実をつけるの性質があるので、親づるを本葉7~8枚のときに摘心して子づるを伸ばしていきます。
そして、子づるのなかで勢いの良いものを3本ほど伸ばして、紐で誘引して棚に這わせていきます。

このように勢いの良いツルを選んで支柱に絡ませていきます。
棚のいちばん上まで子づるが伸びたら、子づるの先端を摘心して孫づるを伸ばしていく予定です。

伸ばす子づるを選んだら、それ以降に親づるから伸びたわき芽(子づる)は切ってしまいましょう。
ハヤトウリに限らず、スイカやカボチャなどのつる物の野菜は、親づるを摘心して子づるが伸び始めたこの時期が一番重要です。
ここでしっかりとつるの方向を決めて誘引してあげないと、つる同士が絡まってしまったり、他の畝の方向に伸びて行って、他の野菜の邪魔になったりと、手が付けられない状態になってしまいます。
この時期は少なくとも数日おきにはつるの状態を確認して、こまめに支柱に誘引してあげるようにしてあげましょう。
上手く育てれば一株から100個以上の実が収穫できるようになりますよ。
時間が余ったので、ついでに菊芋の土寄せをしていきます。
種イモを植え付けて3か月ほど経ちましたが、3メートルほどの高さになっています。

菊芋は「要注意外来生物」に指定されるほど繁殖力が強いので、植え付けた時の元肥があれば追肥は基本的に不要です。
背が高くて雑草に負けることもないので特に世話をしなくても十分な量のイモが収穫できます。
とはいえ3メートルの枝が倒れると、周りの作物の邪魔になるので、倒れないように支柱と紐で支えてあげます。
追肥はいりませんが、良いイモを収穫するために畝の除草と株元への土寄せは1か月に1回くらいのペースでやります。
面倒ならやらなくても大丈夫ですが、やはり手をかけてやった方が大きな芋が収穫できるような気がします。
さて、暑いので今日の畑仕事はここまでです。
お付き合い、ありがとうございました。
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