鶏小屋の寒さ対策|ニワトリの放し飼い

鶏小屋の風よけ

ニワトリを飼い始めてはじめての冬がやって来ました。
予報では週末には寒さが厳しくなるようなので、今日は鶏小屋の防寒対策をしようと思います。

私の住んでいる地域では、冬の一番寒い時期で夜の気温がマイナス5度くらいまで下がります。
とはいえ品種こそ分かりませんが、マイナス10度を下回る北海道でも養鶏は盛んなのでニワトリというのは寒さにはそれなりに強いのでしょう。

鶏小屋(夏)

しかし流石に2面が金網張りの夏仕様の小屋ではニワトリたちがかわいそうなので、風が吹き込まないように改造してやろうと思います。

今飼っているニワトリを譲ってくれた養鶏場の方も、「ニワトリは強い風が嫌い」と言っていました。
同じ気温でも、風が強いと寒く感じるのはニワトリも人間も同じなんでしょう。

透明波板

とりあえず金網の外側には透明の波板を貼って・・・

プチプチ

内側には断熱用のプチプチを貼ってみることにしました。

これで外からの風も吹きこまないし、内側の熱も逃がしにくくなるはずです。
波板もプチプチも透明なのである程度は日光も入ってくるでしょう。

波板の固定

私の飼っているニワトリは基本的に放し飼いなので窓を完全に塞いでしまいましたが、すべての窓を塞いでしまうと換気ができないし、入ってくる日光も不十分なのでニワトリの健康上あまりよろしくありません。

小屋の中だけで飼育している場合は、日中は窓を開けられるような工夫が必要だと思います。

 

ヒーター

一応、保温用に大きめの保温電球を買ってみましたが、小屋の大きさからすると少々心もとない気がします。

サーモスタットセットで買ってみたサーモスタットは、もしかしたら必要なかったかもしれません。
設定できる最低温度が15度ですが、これからの時期に小屋の中の温度がここまで上がることはなさそうです。
まあ、安全のためにこのまま設置しておきましょう。

保温電球

とりあえず夜にニワトリが寝ている止まり木の上に設置してみました。
少しでも小屋の温度を高くしてくれると良いのですが・・・。


予報通り週末に最強寒波がやって来たので、朝7時の気温を確認してみました。

氷

屋外の温度計の表示はマイナス2度。
小屋の外に置いてあるニワトリさんの飲み水バケツには分厚い氷が張っています。

これではどう頑張っても飲めませんね。

温度計

そして屋外のマイナス2度に対して、小屋の中の温度計は4度を示していました。
外と中で6度の温度差があるので、それなりに防寒対策の効果はあったようです。

とはいえ小屋の中の飲み水にも薄い氷が張っていたので、深夜には地面付近の温度が氷点下まで下がっていたようです。
薄い氷ならニワトリは自分で氷を割って水を飲みますが、これ以上冷え込むようだと水が凍らないような工夫が必要になるかもしれません。

まあ毎朝水を入れ替えてやれば良いだけなんですけどね。

1 個のコメント

  • こんにちは。雌鶏さんかわいいですよね!
    うちも飼っていますが、卵は食べず、本人に好きなだけ抱卵させています(卵を産むと寿命が減るので)
    体力を戻すためにも、疑卵を抱かせると健康を維持してくれると思います。

    なお、卵づまりの一番の敵は寒さです。カルシウムは、産卵期はネクトンMSAとワーム、ボレー、小松菜をたくさんあげていますが、卵詰まりが怖いので、室内で飼っています(24時間エアコンつけっぱなしです)
    外なら、オイルヒーターのように、危なくないヒーターを付けた方がいいと思います。
    保温パネルなどで巣箱を覆うなど、産卵場所は暖かくしたほうがいいと思います。
    ちなみにうちは、25度をキープしています。抱卵期は、20度以上にしています。もし、卵詰まりをしたときはすぐに30度近く、ファンヒーターなどの前にもってきて温めないと命にさわります。

    元気に長生きしますように!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    86年生まれの酒が飲めない九州男児。 家庭菜園が好きすぎて自分の畑を手に入れるためだけに農家になった。 5年前に新規就農し、現在は野菜のネット販売でお金を稼ぎながら家庭菜園を楽しむ「JAに野菜を売らない農家」。 現在家庭菜園16年目。