イチゴの育て方

イチゴ

基本情報

分類 バラ科
植え付け
10月中旬~11月上旬
収穫 5月上旬~6月上旬
連作障害 1~2年あける
発芽適温 18~23℃
生育適温 17~20℃

植え付け

  • イチゴは過湿を嫌うため高畝ぎみにし、株間30cm、条間40cmで植え付ける。
  • 茎の付け根部分にある成長点(クラウン)を地中に埋めないように浅植えにする。

ランナーは畝の内側に

イチゴの果実はランナー(親株とつながっていたツル)の反対側につきます。
2条植えにする場合は、ランナーを畝の内側にして植えると実の収穫が楽になります。

追肥

  • 植え付け翌年の2月下旬~3月上旬、新しい葉が伸び始めた頃に1回目の追肥を行う。
  • 1回目の追肥から1か月後、畝のまわりに2回目の追肥を行う。

マルチング

  • 1回目の追肥のあとに、黒のビニールマルチを張る。
    (苗の生育促進と雑草の防止のため)
  • 苗の上からマルチを張り、ハサミなどで小さな切れ込みを入れて苗を引き出す。

人工授粉

  • 花が咲いたら、花の中心を筆などで撫でるようにして、雌しべに花粉が満遍なく付くようにする。

人工授粉は丁寧に

屋外で栽培する場合は虫や風などで自然に受粉されることも多いですが、人工授粉を行った方が形の良い実ができます。
受粉が不十分なものは、いびつな形をしていたり色づきにムラができたりします。

収穫

  • 実が熟して赤くなったものから収穫する。
  • 収穫時期に伸びたランナーは、株を弱らせないように根元から切り取る。

翌年の苗づくり

  • 収穫時期が終わったら、ランナーを伸ばして翌年の苗を育てる。
  • 親株から見て「2番目」と「3番目」の子株で、本葉3~4枚まで育ったものを翌年の苗にする。
    (親株から1番目の子株は、親株の病気を受け継いでいる可能性が高いので苗には使用しない)
  • 苗は今年栽培した場所とは別の場所に新しい畝をつくり、仮植えしておくと良い。

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ABOUTこの記事をかいた人

86年生まれの酒が飲めない九州男児。 家庭菜園が好きすぎて自分の畑を手に入れるためだけに農家になった。 5年前に新規就農し、現在は野菜のネット販売でお金を稼ぎながら家庭菜園を楽しむ「JAに野菜を売らない農家」。 現在家庭菜園16年目。