今日は不耕起栽培で育てていたジャガイモ、「キタアカリ」を収穫します。
前回の春じゃがいもは、収穫前にイノシシに食べられてしまってほとんど収穫できませんでした。
なので、まともな収穫は今回が初めてになります。
数日前から霜が降り始めたので、地上部が完全に枯れています。
もう少し早めに収穫するべきだったかもしれません。
引き抜いてみると簡単に抜くことができました。
全体的に小ぶりですが、意外とたくさんイモができています。
肌もキレイで、虫食いもなく美味しそうです。
収穫できたジャガイモはこんな感じです。
イモの大きさは通常の栽培方法よりも2周りほど小さいです。
ですが春に収穫できたジャガイモよりは確実にサイズアップしています。
問題は土寄せをしないので、地上に近い部分の芋が緑化してしまったことです。
春ジャガイモが緑化していなかったのは、雑草で株元が覆われていたので、根元に日光が当たらなかったのかもしれません。
秋ジャガイモは春より雑草が少ないので、刈った草を株元に被せるような工夫が必要かもしれません。
これは来年の課題ですね。
収穫した後のじゃがいもの茎や緑化したジャガイモは、そのまま畝の上に残して土へ還します。
この辺りは冬の寒さが厳しいので、地中に埋めていなければ残したイモから春に芽が出ることもないでしょう。
コロコロした小さなジャガイモもたくさん出てきましたが、これは皮つきのまま素揚げにして美味しくいただきます。
こういったものは店では買えないので、収穫した時の楽しみです。
ただし緑化した小いもは毒性が強いので、しっかり確認をして自己責任で食べましょう。
まだ2回しか収穫できていませんが、不耕起栽培のジャガイモは非常に味が良いです。
正確には「不耕起栽培」というよりは「無肥料栽培」のジャガイモでしょうか。
もともと救荒作物なだけあって、本来は肥料をしっかり与えて育てるようなものではないのでしょう。
無肥料栽培のジャガイモと比べると、普通のジャガイモは大きのわりに味が薄く感じてしまいます。
自然栽培を始めてすぐの畑でも、最初からそこそこ収穫できる作物「ジャガイモ」。
味と大きさを両立させて、来年はもっと上手に育てられるようにしたいですね。
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