プランター栽培の魅力はなんといってもその手軽さ。
そのためプランター栽培に必要な道具はそれほど多くはありません。
ホームセンターなどに行くと色々な道具があって目移りしてしまいますが、最初は最低限の道具だけ揃えておいて、必要になったらその都度購入するようにした方が無駄がありません。
ないと困るもの
必要最低限の道具です。
これだけ揃えておけばとりあえずプランター栽培を始められます。
プランター
まずはこれがないと始まりません。
持ち運びやすいプラスチック製のものが便利です。
トマトやナスのように大きくなる野菜や、ジャガイモのように地中にできる野菜を育てるときには深型のものを選びましょう。
ジョウロ
普段の水遣りや、液体の肥料を与えるときなどに使います。
「ハス口」が取り外しできるプラスチック製のものが便利です。
あまり小さなジョウロだとハス口からきれいに水が出ませんし、水汲みの回数も増えて面倒です。
6~10リットルくらいの容量で、自分の体力やプランターの数と相談して選びましょう。
※「〇型」と表記されているものもありますが、型=リットルと同じです。
バケツ
水を汲んだり野菜を収穫したり、植え付け前の苗に吸水させたりと用途はさまざま。
1個買っておくと、いろいろと役に立ちます。
移植ゴテ
苗を植える穴を掘ったり、プランターに土を入れたりするのに使います。
値段によってそれほど差はないので、自分持ってみて扱いやすいものを買うといいでしょう。
苗を植え付けるときの、簡単な「ものさし」代わりにもなります。
園芸ハサミ
野菜の収穫や整枝だけでなく、紐を切ったり土や肥料の袋を開けたりと家庭菜園には欠かせません。
最初の1本には、これらすべての用途に使用できるクラフトハサミ(画像右側)を購入しましょう。
サビにくいステンレス製ものがおすすめです。
培用土
野菜を育てるための土。
始めから土と肥料がブレンドされている野菜用の培養土を買うのが手軽でおすすめです。
慣れてきたら自分でブレンドしてみるのも楽しみのひとつです。
肥料
栽培期間の長い野菜だと、培養土に入っていた肥料(元肥)だけでは足りなくなることがあります。
固形肥料と液肥の2種類がありますが、プランターならば小袋の固形肥料が使いやすいです。
あると便利なもの
以下に紹介する道具は、なくても家庭菜園はできますが、あればより作業を便利にしてくれます。
土入れ
プランターに培用土を入れるときに使用します。
移植ゴテよりもたくさんの土をすくえて、土がこぼれにくい構造になっています。
取っ手の付いたスコップタイプのものが使いやすく便利です。
支柱
背の高くなる野菜や、つる性の野菜を育てるならほぼ必須です。
植えたばかりの苗が根付くまでの支えとしても使えます。
紐
支柱に野菜を誘引するのに使います。
ビニール紐などの化学繊維と、麻紐などの天然繊維があります。
土に混入しても自然に分解される天然繊維がおすすめです。
寒冷紗(防虫ネット)
害虫に野菜を食害されるのを防ぎます。
発芽直後の種が、鳥に食べられてしまうのを防ぐこともできます。
冬野菜の霜よけや、幼苗の保温にも使用されます。
手袋
手が土などで汚れるのを防ぐことができます。
野菜の中にはトゲのあるものや葉に触るとニオイがつくものもあるので、1つ持っていると役立ちます。
農薬
野菜も生き物なので、どんなに大切に育てても害虫が付いたり病気になったりすることがあります。
「家庭菜園に農薬は使いたくない」という方も多いと思いますが、早めに対処すれば完治することも多いので、もしものときは農薬の使用も検討してください。
工具箱
家庭菜園に使う道具は1カ所に収納しておいたほうが管理がしやすいです。
適当なサイズの箱があれば、あえて専用のものを購入する必要はありません。
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