先週サツマイモの試し掘りをしたところ、ちょうどいい大きさになっていたので今日はサツマイモの収穫をします。
こちらが今日収穫するサツマイモ畑です。
見ての通りですが、地中の芋は十分に大きくなっているのに、まだ地上の葉っぱは青々としています。
ジャガイモや里芋のように、多くの芋は地上部が枯れてから収穫すれば問題ないのですが、サツマイモは葉っぱが枯れるまで待っていたら、すごい大きさの「お化け芋」になってしまいます。
サツマイモは見た目で収穫時期を判断するのが難しいのです。
サツマイモの収穫時期は品種や地域によって違いますが、だいたい10月上旬から11月上旬くらいです。
収穫のタイミングを逃さないように、10月中頃には一度試し堀りをしてみるのが良いと思います。
収穫前に、まず芋が掘りやすいように地上部のツルを処理します。
根元の部分だけ鎌で切って残しておき、残ったツルを適当に引きはがします。
根元を切っておかないと、芋がどこに埋まっているか分からなくなって収穫が面倒になります。
これがツルを剥がした状態です。
久しぶりに地面が見えて、すっきりしました。
ちなみにツルだけでこれだけの量になりました。
ツルは地面に置いておくと地面に触れた部分から根が出てしまうので、畑の隅に積んでおいて枯らします。
サツマイモは根元からそこまで離れた場所には芋ができないので、株元を少し掘っておおよその芋の位置を確認したら、スコップやクワなどで少し離れた場所から掘り起こしていきます。
安納芋のように丸っこい形の芋なら無理やり引き抜いても大丈夫ですが、普通の長細い芋は無理に引き抜くと折れてしまうので、ある程度は掘り起こしてから収穫しましょう。
こちらの色が薄くて丸っこいのが「安納芋」で、
この色が鮮やかで横長の形をしているのが「紅はるか」です。
ちなみに今年植えた芋づるは、安納芋10本、紅はるか10本の計20本です。
今年の夏は異常気象だったのでちゃんと大きくなっているか心配でしたが、今年はなかなか豊作でした。
収穫したら採りたてのサツマイモをすぐに味わいたいところですが、サツマイモは収穫したてが一番甘くないのでしばらく保存して熟成させます。
1か月くらい風通しの良い日陰で保存しておくと甘みが出てきます。
紅はるかは収穫したてでもそこそこ甘みがある品種なので、すぐに食べたい人にオススメです。
ちなみに話は変わりますが、サツマイモやジャガイモ、里芋のような土付きの作物を育てるなら、ホームセンターで売っている収穫用のコンテナをいくつか持っておくと便利です。
コンテナ一杯に作物を入れて運んでも壊れないくらいには丈夫で、通気性も良いのでこのまま保存しておくこともできます。
今日サツマイモを収穫した場所は、10月下旬~11月上旬に玉ねぎとソラマメを植え付ける予定です。
サツマイモは肥料の吸収力が強いので、収穫した後の畑にはほとんど肥料分が残っていません。
前作の残った肥料が後作に悪影響を与えることがないので、サツマイモの後作は失敗が少ないですよ。
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