連作障害:3~4年
種まき:2月中旬~2月下旬
(苗):4月下旬~5月中旬
収 穫:7月上旬~8月下旬
種まき
- セルトレイに1粒ずつ種をまき、薄く覆土する。
栽培のポイント
トマトの種まき時期はまだ気温が低いので、ハウスなどの加温設備が必要になります。
手間も時間もかかるので、家庭菜園では苗を購入したほうが無難です。
植え替え
- 本葉が出たら、根を傷つけないようにポットに植え替える。
植え付け・支柱立て
- 本葉6~7枚になったら、株間50cmで植え付ける。
植え付け後に、泥はね防止のため株元にしきわらをする。 - 2メートルほどの高さの支柱を立て、苗を誘引する。
大株になるので、合掌式などの丈夫な支柱を立てる。
栽培のポイント
植え付け時に花芽がついているなら、花芽を畝の外側にして植え付けましょう。
トマトの花芽は同じ方向につくので、畝の外側に花芽を向けておくと後の収穫がしやすくなります。
人工授粉
- 花を手で軽く叩いたり、綿棒などで花の先を撫でるようにして受粉させる。
- 屋外の栽培であれば基本的に自然に受粉されるので、実のつきが悪くなければ人工授粉はしなくても良い。
栽培のポイント
トマトは1番花に実がついたかどうかで、その後の生育に大きな差が出る性質があります。
1番花は人工授粉を行って、確実に実をつけさせるようにしましょう。
誘引・わき芽かき
- 生育に合わせて、株を支柱に誘引していく。
- 節から発生するわき芽は、小さいうちにすべてかき取る。
栽培のポイント
トマトは挿し芽が簡単なので、かき取ったわき芽をプランターなどに挿しておくだけで簡単に苗を増やすことができます。
購入する苗を節約できるうえ、栽培期間をずらせるので長期間収穫することができます。
追肥
- 最初の実が膨らみ始めたら、軽めの追肥を行う。
以降、1か月に1~2回の間隔で追肥を行う。
栽培のポイント
トマトは肥料をやり過ぎると「つるぼけ」しやすいので、1回での施肥量は少なくします。
こまめな追肥で肥料を切らさないことが大切です。
摘心・摘果
- 株の高さが自分の身長ほどになったら株の先端を摘心する。
トマトは3節ごとに実をつけるので、花の咲いた節から上2枚の葉を残して摘心する。 - 房の先端の小さな実や、奇形の実は取り除いた方が良い実が収穫できる。
収穫
- 実が赤く熟したら収穫する。
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