家庭菜園を始めるのに必要なものは?

市民農園

食の安全が問題視されるなか、「自分で育てた安心・安全な野菜を食べたい」と考える人が増えているようです。
全国の市民農園・貸し農園の数も年々増加を続けており、最近の家庭菜園人気の高さがうかがえます。

でも、誰もが自分の畑を持っているわけではありません。

家庭菜園を始めたい!でも自分の畑なんてないよ!!

そんな方のために、今回は家庭菜園を始める方法と必要な道具を紹介します。
自分の生活に合った、家庭菜園のスタイルを探してみましょう!

プランターで育てる

プランターのトマト

メリット

  • 最低限の道具さえ買い揃えればすぐにでも始めることができる
  • 広いスペースが必要ないのでベランダでも栽培できる
  • 持ち運びができるので天候の影響を受けにくい
  • 土をまるごと交換できるので連作障害を気にしなくていい

デメリット

  • プランターの大きさである程度育てられる野菜の品種が限られる
  • 水やりや追肥などの世話を怠けるとすぐに枯れてしまう
  • 自治体によって使用済みの土の取り扱いに困ることがある

なにより気軽に始められるのがプランター栽培の一番の魅力です。2,000円もあれば道具一式を揃えることができます。

広いスペースを必要としないので庭がなければベランダでも栽培ができますし、持ち運びができるので台風や大雨などの畑では防ぎようのない自然現象も回避することができます。
土をまるごと交換できるので連作障害を気にする必要がなく、「好きな野菜を好きなだけ」育てることができるのもプランター栽培ならではです。

ただしプランターの性質上、広いスペースを必要とするスイカやカボチャ、下へ伸びるダイコンやゴボウなどの野菜は栽培が困難です。
土の量が少ないので水切れや肥料切れを起こしやすく、そういった意味では畑以上に注意が必要です。

※最近は省スペースで栽培できる小玉スイカや、短形のダイコンやゴボウなどプランター栽培に適した品種も増えています。

プランター栽培に必要な道具 の記事へ

庭の一部を畑にする

庭の菜園

メリット

  • 畑までの距離が近いので管理がしやすい
  • プランターに比べて水切れを起こしにくい
  • 畑のレンタル料がかからない

デメリット

  • 庭の土は畑に向いていないことが多く、土壌改良や土の購入が必要になる
  • 家庭菜園をやめてしまったときに元の庭に戻すのが難しい

自宅の庭に使っていないスペースがあるのなら、「庭の一部を畑にしてしまう」のも一つの手です。

たとえ自分の畑があったとしても、キュウリやトマトのように収穫時期には毎日のように畑に通う必要のある野菜や、ネギや青ジソのように毎日の料理によく使う野菜を育てるなら、自宅の庭に小さな畑があった方が便利です。
プランターに比べて水切れを起こしにくいので、「植木鉢の花をすぐに枯らしてしまう」という人にはプランター栽培より向いているかもしれません。

花壇の野菜バージョン」といった感じなので、うまく野菜が栽培できていると庭の見栄えも良くなります。
反対に世話をサボって雑草を生やし放題にしていると、庭がみすぼらしく見えてしまうので気を付けましょう。

庭に畑を作る場合、庭の土を改良して使うにしても新たに畑に適した土を購入するにしても、それなりの手間と資金が必要になります。
庭を大きく作り変えることになるので、家族とよく相談してから決めるといいでしょう。

庭での家庭菜園に必要な道具 の記事へ

貸し農園を借りる

市民農園

メリット

  • 土地が広いのでいろいろな野菜を同時に育てることができる
  • 最初から畑の環境が整っており農機具の貸し出しや指導員つきの貸し農園もある
  • 家庭菜園をやめたくなったら畑を返却するだけなので楽

デメリット

  • 畑のレンタル料がかかる
  • 好条件の畑が借りられるかは運しだい

貸し農園なら、地域によって差はあるものの、最初から畑の環境が整っているため借りたその日からすぐに家庭菜園が始められます。
一部では農機具の貸し出し指導員つきの貸し農園もあるので、そういう場所を選べばまったくの初心者でも安心です。
もし家庭菜園をやめてしまっても畑を返却するだけなので、気楽に家庭菜園を始めることができます。

便利な貸し農園ですが、「貸し」農園なので当然レンタル料がかかります。レンタル料は年間平均3,000~10,000円のところが多いですが特別なサービスがついているほど、また都市部に行くほど高くなる傾向があります。

メリットにもデメリットにもなり得ますが、多くの場合隣の畑を他人が借りているので、相性しだいではトラブルになることもあります。
良好な関係を築ければ、「情報交換」や「余った種や苗の譲り合い」もできますので、家庭菜園をより充実したものにできるでしょう。

貸し農園での家庭菜園に必要な道具 の記事へ 

 

貸し農園を探すのなら
失敗しない!貸し農園探し5つのポイント
で貸し農園を探すときの注意点を詳しく解説していますので参考にしてください。

以下に農林水産省が公表している全国の市民農園リストのリンクを貼っておきます。(平成28年3月末現在)
貸し出し面積や、利用料金、サービス内容などが簡単に記載されていますので参考にしてください。
お住まいの地域の市町村役場や農協に、貸し農園の有無を問い合わせてみるのも良いでしょう。

農林水産省全国市民農園リストhttp://www.maff.go.jp/j/nousin/nougyou/simin_noen/s_list/

裏技!:使われていない畑を貸して貰う

少々難易度が高いですが、近所に使われていなさそうな畑があったら持ち主と直接交渉して貸して貰うという手もあります。
野菜も育てずに放置されている畑は所有者自身も持て余している可能性が高いので、無料で貸して貰える可能性もあります。
実は私もこの方法で、自宅近くの農家の方に使われていない畑の一部を借りています。

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ABOUTこの記事をかいた人

86年生まれの酒が飲めない九州男児。 家庭菜園が好きすぎて自分の畑を手に入れるためだけに農家になった。 5年前に新規就農し、現在は野菜のネット販売でお金を稼ぎながら家庭菜園を楽しむ「JAに野菜を売らない農家」。 現在家庭菜園16年目。