らっきょうの育て方|目的ごとのらっきょうの手入れ

休眠明けのらっきょう

冬のあいだ休眠していたらっきょうは、春になるとグングン成長をはじめます。
らっきょうはあまり多くの肥料を必要とせず、簡単な世話だけで収穫することができますが、どのようならっきょうを収穫したいかで手入れの方法が少し違ってきます。

共通の手入れ(追肥と土寄せ)

らっきょうの追肥らっきょうはそれほど多くの肥料を必要としませんが、休眠明けの2月~3月頃に葉の色が悪いようなら株元に追肥をします。
葉色が良く、元気に成長しているようなら追肥の必要はありません。

このときに冬のあいだに枯れて黄色くなっている葉があれば取り除いておきましょう。

追肥をしたら株元に土寄せをします。
らっきょうは成長するにつれて少しずつ地上に持ち上がってくるので、土寄せをしないと球根が緑化して味が悪くなったり、形の悪いらっきょうができやすくなります。

大玉らっきょうを収穫する

大玉のらっきょうを収穫したい場合は、あまり分球しないように育てる必要があります。
追肥と土寄せをするところまでは他のらっきょうと同じですが、土寄せの方法に違いがあります。

らっきょうの葉の分かれ目

らっきょうの分球時期(球根の数が増える時期)は、地方によって差はありますが9月から11月と3月から4月頃になります。
この時期に葉の分かれ目部分が地中に埋まっていると、新しい葉が発生して球の数が多くなる性質があるため、大玉のらっきょうを収穫したい場合は葉の分かれ目を埋めてしまわないように土寄せをすることが大切です。

大玉らっきょう

小玉らっきょうを収穫する

小玉のらっきょう収穫したい場合は、葉の分かれ目が少し地中に埋まるくらいまで、しっかり土寄せをする必要があります。

らっきょうの分球時期(球根の数が増える時期)は、地方によって差はありますが9月から11月と3月から4月頃になります。
この時期に葉の分かれ目部分が地中に埋まっていると、新しい葉が発生して球の数が多くなる性質があります。

小玉らっきょう

このように葉の分かれ目が少し埋まる程度に土寄せしてやると、小玉のらっきょうが数多く収穫できるようになります。

花らっきょうを収穫する

花らっきょうとは福井県で生産されている高級な小玉らっきょうのことです。
普通のらっきょうより小ぶりですが、肉質が緻密で格別な味わいがあります。

普通のらっきょうは、8月から9月頃に種球を植え付けて、翌年の6月から7月頃に地上部の葉が枯れたら収穫しますが、花らっきょうは収穫せずにこのままもう一年育てます。

普通に育てるより分球の回数が多くなるので玉は小さくなりますが、繊維が密になり歯ごたえが各段に良くなります。

エシャロットを収穫する

エシャロットとは若どりしたらっきょうのことで、玉は小さく香りも控えめですが、クセが少なく生のままでも食べることができます。

普通のらっきょうは、6月から7月頃に葉が枯れてから収穫しますが、エシャロットを収穫したい場合は、3月末から4月頃のまだ葉が緑色のうちに収穫します。

エシャロットはこまめに土寄せをして軟白栽培をすることで、茎の部分まで美味しく食べることができます。
冬越しして葉が成長を始めたら、こまめに土寄せをして茎に日光が当たらないようにしましょう。

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86年生まれの酒が飲めない九州男児。 家庭菜園が好きすぎて自分の畑を手に入れるためだけに農家になった。 5年前に新規就農し、現在は野菜のネット販売でお金を稼ぎながら家庭菜園を楽しむ「JAに野菜を売らない農家」。 現在家庭菜園16年目。