メロンの育て方

メロン

基本情報

分類 ウリ科
種まき 4月上旬~4月中旬
植え付け
5月中旬~5月下旬
収穫 8月上旬~8月下旬
連作障害 3~4年あける
発芽適温 25~30℃
生育適温 25~30℃

種まき

  • ポットに2粒ずつ種をまき覆土する。

間引き

  • 本葉1~2枚になったら、間引いて1本にする。

植え付け・敷きわら

  • 本葉4~5枚になったら、株間60cm以上で植え付ける。
    栽培には苗を中心として「1メートル×1メートル」程度のスペースが必要。
  • 植え付け後、株の周囲に敷きわらをして、泥はねや乾燥を防止する。
    その後もつるの成長に合わせて敷きわらの範囲を広げていく。

幼苗を保護する

メロンには「ウリハムシ」などの害虫がつきやすく、植え付けてすぐの弱い苗が食害されると後の成長に悪影響を与えます。
苗がある程度成長するまでは、苗キャップや防虫ネットなどで保温や害虫除けをしてやると良いでしょう。

整枝・摘心①

  • 本葉5~6枚になったら、親づるの先端を摘心する。
  • 親づるを摘心後、伸びた子づるから生育の良いものを2~3本残し、他の子づるはすべて摘み取る。
    子づる同士が絡まないように別方向に誘引する。

摘心②

  • メロンは子づるの「11~15節目」に発生した孫づるに着果させるため、1~10節目の孫づる(わき芽)と16節目以降の孫づるはすべて摘み取る。
  • 子づるは20~25節で摘心し、孫づるの発生と果実の成長を促す。
  • 11~15節目の孫づるを伸ばして、着花した雌花に人工授粉を行う。

11~15節目の孫づるに着果させる

メロンの雌花は孫づるにできるので、20~25節くらいで子づるの先端を摘心して孫づるの成長を促してやります。
子づるの11~15節目から発生した孫づるには良い実がつきやすいので、1~10節目と16節目以降の孫づるは、伸びすぎる前にすべて摘み取りましょう。
子づるの先端に行くほどツルは折れやすいので、孫づるの摘み取りには注意が必要です。

人工授粉・摘心③

  • 孫づるの雌花が開花したら、新しい雄花を切り取って花粉のついた雄しべを取り出し、雌しべの先端に軽くこすりつけて人工授粉を行う。
  • 気温が上がると花粉の受粉能力が落ちるため、人工授粉は朝早くの天気の良い日に行う。
  • 受粉からの日数が収穫日の目安になるので、ラベルなどを付けて受粉した日を記録しておくこと。

 

  • 孫づるに着果を確認したら、つるの成長に養分を取られないように孫づるの摘心を行う。
    摘芯は「着果した節より先の葉1枚を残した位置」で行う。

人工授粉で確実な受粉を

受粉は虫によっても行われますが、確実に実をつけるためには人工授粉をした方が間違いありません。
花粉の受粉能力は気温が上がり過ぎると悪くなるので、人工授粉は早朝に行った方が成功率が高くなります。
おおよその収穫適期は受粉からの日数で判断できるので、人工授粉をした日にちを記録しておくと収穫時期を逃す心配が少なくなります。

摘果

  • 着果した実が多すぎる場合は、果実が卵大のサイズのときに摘果を行う。
  • 子づる1本につき実が1~2個、株全体で4個程度になるように摘果する。
  • 小型のメロンやマクワウリのような品種であれば、2倍の個数の実をつけても問題ない。

実のつけすぎに注意

品種によって異なりますが、本格的なメロンで品質の良いものを収穫するなら「子づる1本につき2個まで、株全体で4個まで」が基本です。
実をつけすぎると栄養が分散してしまい、ひとつひとつの実が小さく甘みも足りなくなってしまいます。

ちなみに摘果は基本的に形の良いものを残せば良いのですが、この時点できれいな球形のものよりも、卵型に近い果実の方が将来的に形の良いメロンになりやすいです。

追肥

  • 最初の実の大きさが卵大になったら(摘果後のタイミング)、つるの先端あたりに1回目の追肥を行う。
  • 1回目の追肥から2~3週間後に2回目の追肥を行う。

トレイを敷いて果実を保護する

果実が地面に直接触れると、そこから傷んだり虫に食べられてしまうことがあります。
果実がこぶし大のサイズになったら、発泡スチロールのトレイなどを敷いて実を保護してやりましょう。

収穫

  • 受粉から45日前後が収穫の目安。
    品種によってかなり差があるので、事前に品種ごとの収穫日数を調べておくこと。
  • 果実のついた節の葉や巻きひげが茶色く枯れてきたら収穫適期。

見た目で判断するのは難しい

果実のついた節の葉や巻きひげが枯れる」、「尻のコルク部分にヒビができ始める」、「(網入り品種の場合)網がヘタの根元部分まできている」など収穫時期を判断する方法はいろいろありますが、どれも慣れないと判断が難しく初心者に簡単にできることではありません。
果実ごとの受粉日を控えておくのは面倒かもしれませんが、慣れないうちは受粉からの日数で判断した方が確実です。

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86年生まれの酒が飲めない九州男児。 家庭菜園が好きすぎて自分の畑を手に入れるためだけに農家になった。 5年前に新規就農し、現在は野菜のネット販売でお金を稼ぎながら家庭菜園を楽しむ「JAに野菜を売らない農家」。 現在家庭菜園16年目。