今日はねぎ苗の植え付けをしようと思います。
今年育てるネギの品種はコレ、「石倉一本ねぎ」です。

地中の白い部分を食べる太ねぎの一種で、太ねぎで有名な「下仁田ねぎ」ほど太くはなりませんが、白い部分が長くて食べられる部分が多いのが特徴です。
昨年までは青ねぎ(葉ねぎ)で有名な「九条ねぎ」だけを栽培していましたが、某テレビ番組で見た「スタンディングねぎ鍋」とやらが食べてみたくなったので、今年は太ねぎも育ててみることにしました。
ねぎの苗は、植え付け前に葉の青い部分を10cmくらい残して先端を切り落としてやります。

こうしておくと植え付け作業がしやすくなりますし、葉の重さで植えた苗が倒れてしまうのも防ぐことができます。
葉を切ったら、苗の束をほどいて適当に苗を選別します。

選別といってもそんなに難しいことではなく、植えても育ちそうにない悪い苗を取り除いたり、太い苗と細い苗を大まかに分けたりします。
太い苗と細い苗を一緒に植えると細い苗の育ちが悪くなることがあるので、そこまで神経質になる必要はありませんが、ある程度は太さを揃えて植えてやった方が良いです。
さて、さっそく苗を植え付けていきましょう。
まずは鍬で深さ15cmくらいの溝を掘っていきます。

こんな感じですね。
事前に畑を耕しておく必要はありません。
耕すと土が柔らかくなるので、掘った溝が崩れやすくなってしまいます。
掘った溝の片側に、5~10cm間隔で苗を並べていきます。

葉ねぎは1か所に2~3本ずつ植えていましたが、太ねぎは1本を太らせないといけないので1か所に1本ずつ植えます。
苗を並べたら、根が隠れるくらいに土を被せましょう。
最後に根元の通気性を良くするために、溝にワラを敷いてやりましょう。

これで植え付け作業は完了です。
ねぎは乾燥に強いので、植え付けの後に水やりをする必要もありません。
あとは、1か月ごとに追肥と土寄せをして、白い部分を太く長く育てるのがポイントです。
しかし日に日に暖かくなって、春が近づいてきているのを感じますね。
冬の間、貴重な葉物野菜として頑張ってくれていた水菜も花が咲いて硬くなってきました。
火を通せばまだ食べられそうですが、もうサラダでは食べられそうにありません。

そろそろ夏野菜用のスペースも確保したいので、もう少し食べたら残りは抜いてしまいましょうかね。
さて、今日の畑仕事はここまで。
お付き合いありがとうございました。
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